看護師としてやっていくには経験不足を感じる

看護師を目指して、最短でその道を選べる専門学校を卒業して病院で勤め始めたあなた。
あなたはそれまで辛く厳しい看護師としての勉強をこなして、やっとの思いで今の病院に勤め始めました。
あなたを待ち受けていいたのはそれまでの学生時代にはなかった種類の軋轢や苦しみです。学校では教えてくれなかった、同僚や先輩との接し方。患者との対人コミュニケーションスキル。あなたは目を回してしまうほど頭を悩ませるでしょう。
最初は家に帰るまで絶えず苦しんで、帰ってからも疲れをひきずっているでしょう。
あなたはまだ若い。知っている苦しみの種類も少ない。解決する方法もまだ詳しくない。
看護師でない人でも、等しく若者は周囲の状況に振り回されて思い悩むものですが、看護師は少し特殊な環境下での勤務に追い込まれます。
あなたはきちんとそれに対処していかなければなりません。


看護師ならではの悩み

看護師の目的は何でしょうか。あなたが女だったとしても、男だとしてもそれは変わりません。患者のサポートです。医者の医療を助けるのももちろんですが、患者の心と体をケアすることも、大変重要な仕事です。
患者さんはあなたの存在を求めています。看護師が患者を癒すのは、何も体だけではありません。精神の支えとなって、心を癒すことも重要な仕事です。
それは、看護師のあなたにとってとても難しい仕事なのです。相手のことを思いやって、相手の求めていることを察知しながら、時には嘘を交えることをしながら、相手のためになることを言ってあげるのはあなたにも大きな重荷をもたらすことでしょう。
東京に遠く地方からやってきて看護師としての人生を歩み始めたあなたも、諦めて故郷に帰ることを決意するなんてこともあり得るでしょう。転職という行動を選ぶ人も珍しくありません。


正解が少ない職業

看護師という仕事以外にも言えることですが、人と人のコミュニケーションには正解がありません。こうすれば絶対に相手が喜ぶと言う行動は存在しませんし、言われて喜ぶ言葉も傷つく言葉も人によって違います。
それを実感するのが看護師という仕事をしている最中で、多くの人と接する機会が多いこの仕事の中では余計にそれを強く思い知るでしょう。患者さんの求めることは千差万別で、その違う行動をそれぞれ覚えて、行っていくのは簡単ではありません。
看護師も人間です。間違ってしまうことも多いでしょうから、若いあなたは少しずつ経験を積んでいき少しでも正解に近づく努力を怠らないことです。